初めまして、僕の夢を叶えてください。

初めましてかぜぴちゃんです。

この度は暇やし、最近ブログ流行ってるし、暇やし

なんか書いてみようと思って作りました。

読んでくれている、そこ君!ありがとう!最後まで読んで感想を直接言ってくれたら私が直々に5000兆円をやろう(嘘)

でもそういう気持ちはおる。確かに胸の内におる。この気持ちだけは嘘じゃないねん。

 

まあ、知っての通り 『We are Sneaker Ages』

っていう軽音楽部としての大会に出させてもらって

グランプリ大会で4位という輝かしい成績を残し帰ってきたのですけれども、

やっぱりみんなのおかげみんなのおかげって言ってても、それでも4位。

縦から見ても横から見ても斜めから見ても4位。

どんだけ見ても銅色のメダルが金色に輝きを放つ訳では無いし、2度は演奏させてもらえなかった。

あたり前田のクラッカーかと言われたらそれまで。それまでのことなんだけど、納得なんて出来るはずない。

どの学校さんも血のにじむような努力と涙と汗といろんな体液を噴出させて頑張ってきた。

それはあの日、会場に入る前から一瞬で分かるくらいに張り詰めた空気感で知った。

でも、その中でも1番をもらって、あの輝いてるステージをみんなで登って、あの舞台の上で泣いて喜んで、金色のメダルが欲しかったんだ。

あんな意味の分からない場所で呼ばれたくなかった。すべて認めて欲しかった。

認められるくらいの努力をしてきた。

吐いてしまうような緊張を飲み込んで、あの輝いてる舞台の上でぶちかましてきたはずだったのに、大阪府知事賞なんていらない。

まず今の大阪府知事が誰なのかも分かってない。多分メンバーみんなそう。

あの時、もし自分が全てをかけて、命懸けで、あの1音を綺麗に出せていたなら。悔やんでも悔やみきれない。震えた手を制して、あの1音を綺麗に出せていたなら。

こんな結果にはならなかったのかもしれない。

みんなを後悔させるような結果が待っていなかったかもしれない。

メンバーのみんなは後悔していないような振りをしてる。

必死に隠してる、僕は知ってる。

何ヶ月間一緒に居たと思ってるんだ。

どれだけの時間を共に過ごしたと思ってるんだ。

どれだけみんなのことを見てきたと思ってるんだ。

どれだけみんなとぶつかってきたと思ってるんだ。

どれだけみんなと真剣に語り合ってきたと思ってるんだ。

知ってるよ。知ってる。隠さなくたっていい。

僕は悔しい。出来なかった自分が嫌だ。

あの時、終わっていく中で、出来ない自分が本当に腹立たしかった。

みんなの演奏を殺してしまう自分を殺したかった。死んでしまいたかった。嫌だった。消え去りたかった。

あのミスがみんなの大切にしていたものを殺してしまった。

どうして出来なかったんだろう。ずっと練習してきて、もう大丈夫だ。って思えるところまでしたのに、出来なきゃいけないはずなのに。

誰かのせいに出来ない。

確かにあるのは、確かに聞こえたのは自分の、自分から出ていく音だけだった。

言い訳も何もかも出来ない。出来なかった。

 

演奏が終わって、みんなのインタビューも何も聞こえてなかった。聞きたいのに聞こえなかった。ただあるのは黒く渦巻く自分の失敗を責める自分の声だけ。

あの時あの時あの時あの時あの時あの時あの時あの時あの時あの時あの時あの時あの時あの時あの時あの時あの時あの時あの時あの時あの時あの時あの時あの時あの時

と言い続ける自分だけ。

弱いな、弱過ぎる自分。

本当は終わった瞬間泣いてしまいそうで、今までやってきたことが出来なかった不甲斐ない自分に対しての怒りで泣いてしまいそうで。

でも、インタビューみんな頑張って練習してたし、聞きたいし。笑顔で耐えたよ。

終わって舞台から捌けた控え場所では泣けない。

みんなを不安にしたくない。みんなだって不安だ。

100%の演奏が出来ていたとしても評価されるかどうか分からないのに、出来ませんでしたなんて言われたら、ぶん殴りたくなるだろう。

言えないし、泣けない。

と思って涙を引っ込めた。必死に必死に隠した。

無論、よりぴとまこぴにバレた。てへ。

そこからはあんまり覚えてない。

びゅーーーーーーーーんっと時間はすぎて悔しすぎて苦しすぎて悲しすぎて虚しすぎて入り交じりすぎて。

選考結果発表。

まだ呼ばれるな。まだ呼ばれるな。

そう願ったのになあ。たくさん祈ったのになあ。

『エントリナンバー14 西の京高校 軽音楽部』

頭が真っ白ってこういうことなんだなって思った。

1番呼ばれたかったあの時には違う番号と高校名。

あの浴びたかった光を浴びてるのは違う人。

自分は低くて暗い底にいた。

欲しい、あの場所が欲しい。心の底から願った。

あそこに行きたい。みんなであそこに行きたい。

その為に全てを犠牲にしてきた。

立ちたかったあの舞台には自分はみんなは立てない。

そこには現実しかなかった。

重くて暗くて苦しい本当のこと。

自分だけじゃない、メンバーのみんなも、他の高校さんもあの1番輝いてる場所を目指して、あの場所に立ちたくて頑張ってたんだ。

頑張ってきたのになあ。

 

 

叶わなかった夢。

みんなであの舞台で1番輝くこと。

西の京高校軽音楽部として最高の景色を見ること。

最高の演奏をすること。

2回応援団のみんなにポンポンを振ってもらうこと。

爆笑しながら泣いてみんなで帰ること。

あと1ヶ月みんなと演奏すること。

 

 

この叶わなかった夢は一生僕の胸に住み続けます。叶うことなく死んでいきます。

でも、もしこの夢たちを、叶えてくれるなら僕は本当に笑顔で死ねます。

僕の夢を、みんなの夢を、西の京高校軽音楽部の夢を、叶えてください。お願いします。